保険を見直すタイミング
標準的なライフサイクルの場合、ライフイベントとしては、
「結婚」
「子どもの誕生」
「教育資金の準備」
「マイホームの取得」
「老後の生活」
などがあげられます。
しかし、少子高齢化が進む中、社会環境の変化や
ライフスタイルの多様化に応じて、時代とともに
大きく変わってきました。
子どもの数は年々少なる一方で、子どもにかける教育費は増加傾向にあります。
また、寿命は伸びて人生90年の時代に突入しました。
ライフサイクルが大きく変化したことで「老後」のステージは長くなり、それに伴う老後の資金も増えるので、若い時から十分な資金準備をしておく事が重要な課題になります。
この長い老後の期間をいかに充実したものにするかが大きなテーマです。
また、晩婚化、晩産化、高齢化でライフスタイルは変化しています。
それにつれ、
さまざまなリスクに直面する機会も多くなります。
いつでも誰にでも起こりうる
「病気やケガ」「死亡」「介護」「老後」
などのリスクに加え、自分が選択した生き方や行動そのものまでも不利益や損失が生じることも考えられます。
これらのリスクを踏まえた上で、まずは「結婚」した時に、これまで親がかりで
親がかけてくれていた保険を見直すタイミングではないでしょうか。
ここで忘れてはいけないのが、配偶者の保険です。
晩婚の場合は特に、出産時のリスクが大きくなりますので、
医療保険は女性入院などの保障が厚いものに加入した方がいいでしょう。
そして子どもが生まれた時、子どもの誕生とともに責任も重くなります。
死亡保障を見直すタイミングです。
子どもの出産と同時に学資保険の検討もしなければなりませんね。
次に子どもが中学校へ入学時期にも保障内容の再確認をしましょう。
次に子どもが無事大学を卒業し、就職して独立してくれたなら、
このタイミングで保障の見直しをした方がいいでしょう。
保険の見直しのタイミングは、人それぞれ違います。
この時期に見直さないといけないということはありません。
それに子どもさんがいる家庭といない家庭ではまったく異なりますし、独身の方も見直すタイミングは異なります。
ご自身が見直さないと、と閃いた時がタイミング
なのかもしれません。
ただ、保険は一度入ればそれでOKではありませんので、定期的に内容の
見直しはしていかれた方がいいでしょう。
そうすれば、イザという時に保険金がでなかったり、給付金がでなかったり
といった失敗はなくなると思いますよ。