脳卒中が死亡原因の第3位からはずれた本当の理由
3大疾病といわれている脳卒中は2010年までは、日本人の死亡原因に第3位でした。
ところが、2012年からは死亡原因第3位は「肺炎」に取って代わりました。
肺炎が3大死因に入ったのは、高齢化が進んだことが主な要因になっていますが、
実は脳卒中になっても死亡しないで助かるケースが増えていることが、大
きな要因といわれています。
これまでの医療では助からなかった脳卒中が、高度な医療の発達により死亡することが少なくなったからです。
脳卒中で亡くならない。
ということは、脳卒中で倒れた場合、その後のリハビリ等の治療に時間も費用もかかりますので、平均在院日数も119.1日と長期になります。
そしてその後、後遺障害で苦しむことも多く、要介護状態になることもあります。
なので、脳卒中が死亡原因第3位から外れたからといって喜んでもいられないわけです。
脳卒中では亡くならないけれども、脳卒中=介護 という式が成り立つからです。
3大疾病で長期入院になるのは、間違いなく脳卒中です。
その点、3大疾病保険に加入していれば、まとまったお金が入るので、治療費や後遺障害に
なったときでもそのお金を有効に使うことができます。
3大疾病保険の役割は、いざというときのリスクの一時金で備えられることろです。
医療保険とともに付加できるのであれば、付加したほうがよいと思うのは、三大疾病保険ですね。