保険料が安いからという理由だけで選ばない
みなさんは生命保険に契約する基準を保険料にしていませんか。
「保険料3000円で入れる保険です」というコマーシャルをご覧になったことが
あると思いますが、これは保険料建てで年齢により保障額が変わる保険です。
例えば3000円の保険料で50歳の人だったら、5000円の入院保障、60歳の人だったら4000円の入院保障、70歳の人だったら2000円の入院保障になるわけです。
確かに3000円は手軽です。
ですがそれだけの理由で保険を選んでいいのでしょうか。
安いからいいのではなく、それがあなたにとって必要な保障であるならそれでいいでしょう。
ネットで簡単に保険料を比較できるサイトがありますが、まったく内容が同じではなく、ほぼ同じにしているだけです。
例えば、医療保険ですと、入院した時の日額5000円は各社同じとして試算した場合、手術した時の給付額が一律10万円のところもあれば、手術の種類で5倍、10倍、20倍のところもあります。また、日帰り手術で5万円、入院を伴う手術で10万円、重大手術で20万円、など細かい保障内容がすべて異なっていることが多いです。
ですので単純に保険料だけで比較ができないのです。
自分に合った保険を選ぶためには、まず誰のための保険でどんな保障が必要なのかを考え、ある程度の希望する内容を明確にしてFPの相談を受ける方が
失敗のない保険を選ぶことができます。
何も決めないで保険料さえ安くなればいいと見直した結果、とんでもない保険になってしまったというような話を聞くこともよくあります。
保険の種類により見直したら損するお宝保険がそうです。
昔入った終身保険や年金保険など予定利率の高い時に加入した保険は
解約したら損です。
保険料が多少高くでもなんとしても払込満了まで頑張って保険料を払い続けて
いただきたいです。
一歩譲って、どうしても保険料の負担がきつく場合は、減額するとか払済にするとかの方法を相談してください。
無料相談へ行って、そんな無謀なことをするFPはいないとは思いますが、
念には念を入れて心してきちんと保険見直しができるよう、
是非この7つのポイントを頭にいれて準備してから行かれることを
おすすめします。